RFIDタグ・ラベルの生産管理・品質保証
RFID検査装置 Voyantic
RFIDが読み取れないトラブルが発生しています
当サイトには、RFIDでのトラブルに関して情報を求めて訪問される方が毎月一定数いらっしゃいます。
その中には、タグの検査を実施しているにも関わらず現場での導入時に不具合が発生し、対応にお困りの方が見受けられます。
一体なぜそういったことが起こるのでしょうか。
製品に付けたタグが読み取れない
タグの製造時や受入時リーダライタ―で全数テストしているから大丈夫だと思っていても、実際に現場で導入すると不具合が発生し、クレームやトラブルになるケースがあります。
例えば、製品に張り付けたタグが読み取れない場合です。
タグ単体での検査時には問題がなくても、製品に貼り付けた際や設置先の環境によって、読み取りができなくなる事象が発生しています。
このようなトラブルが発生する理由は、RFIDタグは張り付けた対象によって電波の性質が大きく変化するためです。
現場での変化をリーダライターでは見逃してしまう
タグ単体時と貼り付け後の受信感度の変化

赤い線が単体時、青い線が貼り付け後の周波数の動きを表しています。
周波数が大きく変化して、現場で十分に読み取れる状態ではなくなってしまったことがわかります。
そのためRFIDの性能が変化するという特性を考慮し、現場でどういった使い方をするのか把握した上で検査する必要があります。
しかし、リーダライタ―では狭い範囲しか見ることができません。
現場での電波の変化を想定したテストでは、広い範囲の検査が求められます。
そこで必要となるのが、専用の検査装置です。
基準に達していないタグが一目瞭然
Voyantic社Tagsuranceを用いた全数検査におけるRFIDタグの性能比較例

線の1本1本が1つのRFIDタグを指しますが、見ての通り個体差が見受けられます。
これが利用環境によって変化しても問題のない範囲に収まっていれば許容されますが、中には大きく外れたものもあることがわかります。
このように検査器を使用してタグを判別することで、現場で読み取りができないといったトラブルを対策することができます。
高速かつ信頼できる検査装置 Voyantic
Voyanticの製品は30カ国1500以上のソリューション提供実績を誇り、研究開発から生産管理までを対象としています。
RFIDタグ・ラベルの生産工場から印字・エンコードを提供する企業様、そしてRFIDタグのユーザ企業様における入荷検査用途まで、国内でも広く導入されています。
リーダライターよりも複雑で高精度の検査をするのであれば、処理スピードはどうかと気になりませんか?
Voyanticの検査装置はその信頼性の高さに加え、高速でスムーズな処理ができることからも支持されています。
リーダライタ―からの置き換えのボトルネックになりにくい検査装置です。