IEEE 802.11be (Wi-Fi 7)機器のOTA評価用ソリューションをリリース(EMITE社)

EMITE社とアンリツ株式会社は、最新の無線LAN規格IEEE 802.11beに準拠した測定を可能にするOTA測定ソリューションの拡張機能を発表しました。

IEEE 802.11beは、IEEE 802.11ax （Wi-Fi 6/6E）の後継規格として標準化され、IEEE 802.11axを大幅に上回る高速通信の実現を目指しています。
この規格は、4Kを超える超高解像度の動画配信やAR/VRなど、最新のアプリケーションやサービスを支える基盤技術として期待されています。

EMITE社は、アンリツ社製ワイヤレス・コネクティビティ・テスト・セットMT8862Aを全ての製品（無響チャンバーとリバブレーションチャンバー）に組み込みました。これにより、開発者は再現可能な環境でIEEE 802.11be機器のOTA 総合放射電力（TRP）/全方向感度（TIS）性能を測定することができます。

統合された通信プロトコルとテスト用に最適化された性能により、EMITE社製チャンバーとアンリツ社製MT8862Aで、市場で販売されているWi-Fi機器の信頼性の高い特性評価を行うことができます。

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